
「いってらっしゃい」と小さな背中を見送った朝。
今日は、長男にとって特別な一日。
長男はいつもより少し静かで、落ち着かない様子。
でもどこか、覚悟を決めたような顔で身支度を整えていく。
車に乗り込んだ瞬間、いつもの明るい声で
「出発進行!」
その声を聞いた途端、
ああ、この子は大丈夫だ。
そう思ったと同時に、胸がきゅっと温かくなりました。
会場までの道のりで感じたこと
手をつないで歩きながら、
「ついに今日を迎えたんだなぁ」と思うと、
うれしいような、さみしいような、不思議な気持ちに。
受付を済ませると、ここからは長男ひとりで試験へ。
わたしは体育館で数時間の待機です。
「いってらっしゃい。楽しんでね。」
そう声をかけて背中を見送った瞬間、
胸の中でいろんな感情が混ざり合いました。
息子なら大丈夫。
きっとできる。
がんばれ――。
この日までのことを思い出す
感染症が流行る中、
体調を崩さず無事に当日を迎えられたこと。
「不安だよ…」と寝る前に小さくこぼした長男を、
「大丈夫だよ!」と励ました夜。
わたしが緊張すると長男に伝わってしまうから、
本当は心臓が口から出そうなくらいドキドキしていたのに
落ち着いたふりをして送り出したこと。
昨日まで開きっぱなしだった問題集も片付けて、
当日の朝は不思議と「なんか大丈夫な気がする」と
ふっと肩の力が抜けたこと。
いろんな日々を思い返して、
家族でここまでよくがんばってきたなぁ、と
静かに実感していました。
待っている間の時間
体育館の椅子に座って目を閉じると、
まだ小さかった頃の長男の姿が浮かんできたり、
準備してきた毎日が蘇ってきたり。
気付いたら、少し目が潤んでいました。
「どんな表情で戻ってくるんだろう?」
緊張で強張っているかもしれないし、
笑っているかもしれないし、
ちょっと疲れているかもしれない。
どんな顔でも、そのままの長男をぎゅっと抱きしめたい。
がんばった長男の笑顔
そう思っていたら、
笑顔で戻ってくる長男の姿が見えました。
「緊張したけど楽しかったよ!」
その言葉を聞いて、
ああ、本当にがんばったんだなぁと胸があつくなりました。
帰り道の車では、安心したのかすぐにうとうと。
きっと全力を出したんだね。
今日という日が、自信につながりますように
結果がどうであれ、
長男にとって大きな一歩になったことは間違いない。
今日の経験が、
これから先の“自信のたね”になりますように。
がんばったね、長男。
あなたの背中を見送ったあの瞬間、
わたしはきっと一生忘れません。
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